働く女性が増加している現在、出産や育児後も仕事を続けることができ、責任ある地位に就けるようになってきています。
女性にとって働きやすい環境が整ってきましたが、収入の方はどのようになっているのでしょうか。収入が高いと、仕事のやりがいだけではなく安定した満足度の高い生活が送れるようになります。
厚生労働省の発表した「女性の職種別年収トップ20」（平成25年）で収入が高い仕事をみてみると、まず士業の仕事が上位に入っていることがわかります。女性と男性の区別なく実力を発揮できる専門的な仕事です。
弁護士や大学教授、医師、税理士など、資格を取得して知識を活かしながら働く仕事は、平均年収がおよそ1000万円前後。全体平均が300万円以下と言われる現在で、平均に大きな差をつけている仕事です。
しかし、これらの仕事は働く人の数が少ない仕事でもあります。もっと一般的な、従事者の多い仕事に絞ってみると収入はどのようになっているでしょう。
厚生労働省発表の「職種別年収労働者人口順トップ20」（平成25年）を基に収入の高い仕事をいくつかみてみると、薬剤師、システムエンジニア、看護師、准看護師、理学療法士の仕事が収入が高いことがわかります。これらも、資格や経験が必要で専門性の高い仕事です。
収入に焦点をあててみた場合、難関試験の資格保持者ほど収入が高い事がわかります。つまり早くから資格取得をめざし勉強をしておくことで、収入が高い仕事につける可能性が上がるということです。
収入の高い仕事を目指したい方は、それに向けて勉強をし資格を取得することで、上位に入るような収入を手に入れることができます。